発電機マメ知識TRIVIA
2023.05.09
発電機 止まる 原因 燃料系統編
発電機 非常用発電機 メンテナンス 故障 予防 のお役立ち情報を発信
発電機 非常用発電機 は必要最低限のメンテナンスをすれば長くお使いを頂けます。
制御基板の修理や故障予防のメンテナンス、負荷試験、冷却水漏れの対策など
発電機のお役に立つ情報を発信しています。
非常用発電機 始動 1分くらいで止まってしまう症状
非常用発電機がエンジン始動から1分程度で息切れしたように止まってしまう症状には
燃料系統の故障が疑われます
再始動が出来ない場合は
燃料フィードポンプ故障の可能性が考えられます
燃料フィードポンプとは
燃料タンクから燃料を吸い上げてエンジンまで送る機構です
使用頻度を問わず経年劣化をします
経年劣化が進むと燃料に空気が入る(エアがみ症状)ため
ディーゼルエンジンの場合、空気が混入しますとエンジンは停止をしてしまいます
再始動にはエア抜きの作業が必須です
今回の記事は燃料フィードポンプの経年劣化の他に
燃料タンクのゴミがもたらす不具合についての解説をしていきます
非常用発電機 小さな塵 エンジン 止まる
非常用発電機の場合、運転している頻度や時間が限られるため
燃料タンクが空になる前に「つぎ足し」をするケースはよく見られます
つぎ足し自体には問題ありませんが
燃料も経年劣化により品質が大きく劣化をします
経年劣化した燃料を使い続けると
燃料系統の固着を招くなど、重大かつ高額費用の故障に繋がります
品質劣化した燃料は
燃料タンク内部のサビ誘発やスラッジによるゴミを作り出します
上の写真は燃料タンクを清掃するため撮影しました
タンク内部はサビやスラッジがあります
この塵が燃料に混ざりエンジン始動に重大な影響を与えていました
燃料フィードポンプのフィルター部分に塵が付着し
ポンプの動きに悪影響を与えています
燃料フィードポンプを交換しましたが
同じ症状が再現するため、根本的解決には燃料タンクの清掃が必須です
燃料タンク内の古い燃料を抜き取ります
次に灯油でタンク内部を洗浄します
ブラシでタンク内部を洗浄していきます
洗浄完了です
フィルター類を交換します
エア抜き作業をして試運転調整をします
不具合症状は全て解消されました
年に1回のメンテナンスにより
重大な故障を抑制できます
故障発生頻度を抑えれば、非常用発電機を良好な状態のまま長くお使い頂くことができます
必要最低限のメンテナンスについてお気軽にご相談ください
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