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2022.04.22
非常用発電機 始動用バッテリーの値段が上がります
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2022年7月から蓄電池メーカーの値上げがあります
昨今の原材料高、燃料高、物流費高騰により非常用発電機の始動用バッテリー(蓄電池)も
2022年7月から価格が上がります。
非常用発電機の始動用バッテリーとは
非常用発電機を起動させるために必要な蓄電池(バッテリー)です。
蓄電池(バッテリー)の寿命は使用頻度を問わず
5~7年で交換時期を迎えます。
蓄電池の交換時期を超過すると
蓄電機能が経年劣化により段々と低下し、最後は電圧不足により
非常用発電機が起動できない状態になります。
経年劣化が進んだ蓄電池
触媒栓タイプの鉛据置蓄電池は、経年劣化が進むと
中の希硫酸が外に噴き出します。
蓄電池の蓋を変形させるほど劣化が進んでいますと
心配されるのは、蓄電池に充電させる充電回路の故障です。
寿命超過した蓄電池は充電器にも悪影響
非常用発電機は、普段動かすことがないため
始動用の蓄電池が放電しないよう、商用電源から充電器を介して蓄電池に充電をしています。
交換期限を超過し、蓄電能力が大きく失われた蓄電池は
穴の開いたバケツと同じで、満たしてもすぐに中身が無くなってしまいます。
蓄電池の中身が無くなると充電器が蓄電池に充電を働く頻度が増えます。
満たしてもすぐになくなる状態から、充電器に負荷が掛かり、故障を引き起こす要因にもなります。
もし蓄電池交換が必要な時期でしたら6月までの発注を
お勧めします。
蓄電池は単価が数万円しますので、10%の値上げでも数千円変わってきます。
また蓄電池は1つの場合もあれば、古い非常用発電機ほど、蓄電池の数が4~12個と多くなりますため
値上げの負担も大きくなります。
蓄電池交換をご検討の際は6月までのご発注をお勧めします。