施工事例CASE
【分解】非常用発電機 入れ替え 更新 据付 施工 事例 【愛知】
発電機 非常用発電機 メンテナンス の施工事例をご紹介
発電機 非常用発電機の施工事例では
制御基板の修理や故障予防のメンテナンス、負荷試験、冷却水漏れの対策など
発電機のお役に立つ情報を発信しています。
クレーンの立てられない 非常用発電機 入れ替え 更新 施工 事例
今回の施工事例は
名古屋市の中心地にあるマンションの非常用発電機を更新です
設置場所の環境としましては
重量物を吊り上げるクレーン(ラフタークレーン)が設置できない環境にあります
まず搬入出扉の前に消火設備と配管が位置しています
このため、屋外への移設または分解をしての搬入出工事の二択となります
非常用発電機 修理 更新 お客様とのコミュニケーション
現地調査ではまずお客様のご意向をもとに、コミュニケーションをします
出来れば修理をしたいご意向を伺っておりましたので
まずは機器状態を確認します
結論としては
エンジンの各パッキンからオイルが漏れていることから
オーバーホールを要する重整備となり、エンジンの搬出も必要となる工事になります
マンションの住民様との情報共有
まず弊社が行いますのは
一概に修理より更新をした方がいいと決めつけるのではなく
現状の情報を整理して、修理をする場合のコスト、使用可能期間、運用上の注意点を
まとめた資料を作成します
資料作成の目的は
立会頂いた住民理事様は、かならず住民理事会を通して協議を必要とします
この時に関係各位と情報共有の乖離が出ないよう
できるだけ分かりやすく、簡潔な文章と図解で説明できるように資料を作成します
更新をした場合には
移設を含めたメリットとデメリットを比較対象できるようにします
都市部のマンションは
限られた土地の中で、共有スペースや駐車場があります
非常用発電機の移設には、この貴重なスペースが無くなってしまうことの
デメリットが大きな課題としてあります
今回、理事様のご要望に応じて住民理事会に参加させて頂き
現状の説明とご納得頂くまでディスカッションの機会を賜りました
分解 搬入 非常用発電機 更新
最終的に貴重なスペースは無くさず
既設と同じ位置に設置するため、分解しての工事をご発注頂きました
工事当日を迎えるまで、現地調査は3回にわたります
分解するパーツの重量と寸法に合わせての工事プラン
作業車の動線、住民様へのご迷惑にならないように
工事の内容を細部まで詰めていきます
工事当日の朝、作業の内容を確認のもと
着手に入ります
ここから1週間の工事が始まります
非常用発電機 工事 分解 工程
まずは既設発電機の分解をしていきます
重量物を安全に分解するために
現地で門型のクレーンを設置します
門型クレーンは
エンジンやモーターなどを吊り上げるときに必須となります
できるだけ小さくしますが、この発電機は産廃をしません
再度、電気の不足する新興国で組付けて整備が出来るように、丁寧に分割をしていきます
熟練の重量工は慎重かつ安全に障害物をかわしてひとつひとつの分解した部品を
搬出します
無事に既設の発電機をすべて分解し搬出しました
工事後は清掃をしっかりと行い次の作業に取り掛かります
非常用発電機 入れ替え 分解 工程
既設の基礎が内側の施工不良によるモルタルにより安定性が悪いため
H鋼を渡らせて水平に設置できるようにします
錆止め塗装をして既設基礎にH鋼を取り付けします
新しい非常用発電機も、発電機室の搬入口に入るサイズまで
分解した状態で運搬されます
まずはベースから搬入をして据付します
エンジンから順にジェネレーター、制御盤と組付けていきます
中身が組みあがりましたらパッケージです
配線工事をしていきます
端子を打ち替えて綺麗に処理をしていきます
発電機の組付け完成です
その後に組付けた発電機の性能・各種試験を行います
試験も問題なく完了しました
非常用発電機 発電機室 改修 工事
次は発電機室の改修工事です
設置当時と現在では消防法の改正がされています
そのため
非常用発電機の出力容量だけではなく
吸排気量の計算や、防災対策におきましても所轄消防と入念な協議をします
既設の非常用発電機は「放水冷却方式」です
放水冷却方式とはエンジンの熱を水道水が循環し冷却をします
メリットは
発電機室の吸排気がラジエーター式に比べて簡易的にできます
デメリットは
地震などで水道が止まったとき、停電して発電機が動いても
冷却ができない問題があります
生産台数が少ないため、非常用発電機の本体価格も高くなります
今回選定した非常用発電機は、ラジエーター冷却方式としました
本体価格が安価であることと、発電機室の改修工事をできるだけ抑えることに
力点を置いています
消防との協議の結果、換気扇の能力を上げる改修と開口
換気扇は室内の温度が高温になると自動的に停止する制御盤を製作
室内温度が高温になると、外気を遮断する防火ダンパー設置
以上が今回の更新工事となります
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