非常用発電機のメンテナンス専門会社

発電機マメ知識TRIVIA

2021.01.19

発電機の始動用蓄電池(バッテリー)交換と注意するポイント

 

非常用発電機に搭載されるバッテリーは受注生産品

 

通常のバッテリーと異なり、非常用発電機に搭載される蓄電池(バッテリー)は

発注を受けてから作られる受注生産品になります。

納期は45~60日を要します。

 

蓄電池の交換は必ず次回交換時期ラベルの期限内

 

 

電圧不足により蓄電池交換が必要になっても、納期が45~60日かかるため

その間は非常用発電機の利用が出来なくなってしまいます。

蓄電池には次回交換時期が必ず明記されています。

また、年に一度のメンテナンスを行って頂きますと、蓄電池の電圧測定も実施しますため

非常用発電機が使えない期間を作らず、蓄電池の交換計画を運用することが可能になります。

 

非常用発電機が使えないと

 

用途や発電機に繋がっている設備により、使えない影響がでてきます。

 

防災用で設置した非常用発電機の場合の一例

 

停電時に緊急用EVの使用ができなくなります

防災負荷(スプリンクラーや消火栓ポンプ)や排煙ファンなどが火災時に動かない状況になります

 

BCP用で設置した非常用発電機の場合の一例

 

停電時にサーバーへのバックアップ電源供給ができなくなります

電気が止まると損害が生じる生産活動に影響が出ます

固定電話・PCが使えなくなります

 

交換時期を超過した蓄電池が及ぼす影響

 

 

充電器基板の故障に繋がります

 

非常用発電機は、普段動かすことがないため、蓄電池が放電しないよう

商用電源から蓄電池に充電をしています。

蓄電池は経年と共に電気を蓄電する能力が低下していくため

蓄電性能が著しく劣化した蓄電池をそのままにしていると、充電器が常に高い電流値を蓄電池に流す形になります。

 

 

非常用発電機の充電器基板は制御基板と同様に

プリント基板のため、代用品はなくメーカーが設計・制作するオリジナルになります。

決して安くはない部品であり、生産終了を迎えると手に入らなくなるため

充電器基板へダメージを与えないためにも、蓄電池は定められた期間の中で交換を推奨します。