発電機マメ知識TRIVIA
2022.03.22
BCP 発電機 非常用発電機 点検 メンテナンス は大丈夫ですか?
非常用発電機 メンテナンス していないリスク
原子力発電機の停止に伴い火力発電が電源供給の中心となり心配されるのが
電力の供給不安です。
電力需要が高まる真夏や真冬では、電力供給がひっ迫し節電要請が繰り返されることが
日常となりつつあります。
需要過多による停電や、計画停電が起きた場合に自社の電源供給を担うのが
BCP用途で設置した非常用発電機 非常用発電設備 となります。
真夏や真冬に心配される電力需給のひっ迫
東京電力管内の電力供給力の低下が継続
先の東北地方で発生した地震の影響で電力供給力の低下が継続されています。
電力需要が供給を上回ると、一部エリアで停電のリスクが生じます。
BCP用途の非常用発電機は、長時間の停電時に備えて設置をされていますが
導入から一度もメンテナンスをしていないと、停電を乗り越える前に発電機が止まってしまう恐れがあります。
定期点検とメンテナンスは別物です
電気設備点検をしているから、問題ないは誤解です。
設備点検はあくまで、現状に異常がないかを確認しているだけで
無負荷で5分程度の試運転とバッテリーの電圧を測ることが主体です。
非常用発電機は、エンジンの動力で電気を作る構造上、使用頻度を問わずエンジン部品のメンテナンスをしないと
長時間運転にエンジンが持たないのです。
なぜ 非常用発電機 メンテナンス は必要なのか?
エンジンオイルや冷却水、フィルター類やゴムでできたファンベルトやホースは
使用頻度を問わず、時間の経過と共に品質が劣化します。
品質劣化した消耗品の交換メンテナンスをしないと
エンジン内部の摩耗や、液漏れ、異常停止の故障が生じます。
BCP用途に設置した非常用発電機は、長時間運転を想定して設置をしています。
長時間運転を継続させるには、品質劣化する前に消耗品を適宜交換メンテナンスすることが
安全・安心に非常用発電機を活用するための必須項目になります。
年に一度 非常用発電機 メンテナンス を
オイルや冷却水、ベルトやホースなどの消耗品は各部品ごとに期待寿命(想定寿命)があります。
ノーメンテナンスのまま故障が発生してしまうと、停電のために導入したバックアップ電源が失われ
生産活動に大きな支障が生じてしまいます。
これを予防するため、期待寿命に合わせてメンテナンス計画を弊社では個別にお作りします。
最低、1年に1度の交換メンテナンスを実施されることで
故障発生のリスクは大きく軽減でき、非常用発電機の寿命も延ばすことができます。
実際に弊社でメンテナンス計画を策定し導入されたお客様は
メンテナンス計画実施後、重大な故障発生は予防できています。
点検だけでは、故障発生リスクを軽減できません。
いざという時の備えにしっかり働く非常用発電機の運用管理をお手伝いします。
BCP 非常用発電機 忘れがちな 燃料の品質保持
BCP用途で導入した非常用発電機の多くは、長時間運転を想定しているため
燃料タンクは別置きタイプが多く、390~990リットルを備蓄しています。
燃料も経年劣化と共に油水分離が起きます。
劣化した燃料は、燃料タンクの内部サビを誘発し、燃料系統の故障を招きます。
少なくとも6年に一度、全量交換または現状把握の客観的データが必要の場合には
燃料の品質試験実施をお勧めします。
燃料試験と劣化燃料がもたらす非常用発電機の故障リスクについては
下記の別記事にまとめています。
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