発電機マメ知識TRIVIA
2023.05.08
古い 非常用発電機 故障 部品 なし 修理メンテナンス(セルモーター)
発電機 非常用発電機 メンテナンス 故障 予防 のお役立ち情報を発信
発電機 非常用発電機 は必要最低限のメンテナンスをすれば長くお使いを頂けます。
制御基板の修理や故障予防のメンテナンス、負荷試験、冷却水漏れの対策など
発電機のお役に立つ情報を発信しています。
非常用発電機 故障 古くなると部品が揃わない
非常用発電機は建物の竣工当初から設置されているケースが大半です
その理由は防災設備の電源バックアップのために建築基準法で設置義務がある施設には
建築確認申請の段階から非常用発電機設置の要件を満たしている必要があるためです
建物の耐用年数と非常用発電機の耐用年数は異なるため
竣工当初に設置されている非常用発電機は、どこかのタイミングで更新や経年劣化対策の修理をする必要が生じます
ここで問題になるのが
30年前後を経過した非常用発電機の場合、故障した箇所の交換補修部品が生産終了をしているケースです
今回は生産終了をしたセルモーターユニットの修理事例をご紹介します
こちらのセルモーターは40年前に製造されたものです
セルモーターはユニット自体が生産されておらず
後継機も形状が大きく異なるためアッセンプリー(ユニット)交換は不可能です
このケースでは修理を断られるため、困られたお客様から相談を受けて対応しました
まずはセルモーターを構成する部品が揃うか
ユニットを取り外して工場にて分解整備を実施します
中のマグネットが故障の主な原因です
この他に経年劣化が進行し中の構成部品はほとんど交換をしました
性能検査を行います
性能検査では起動試験、各部品の動作状況を確認します
オーバーホール完了です
これによりセルモーターが起因する始動不能は解消されました
古い非常用発電機でもあきらめる前に修理できる可能性がございます
お気軽にご相談ください
発電機 非常用発電機 のお悩み解消します
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