発電機マメ知識TRIVIA
2019.11.18
非常用発電機 発電機の選び方とおすすめメーカー
発電機 非常用発電機 メンテナンス 故障 予防 のお役立ち情報を発信
発電機 非常用発電機 は必要最低限のメンテナンスをすれば長くお使いを頂けます。
制御基板の修理や故障予防のメンテナンス、負荷試験、冷却水漏れの対策など
発電機のお役に立つ情報を発信しています。
非常用発電機・発電機導入時の用途
非常用発電機・発電機を選ばれるときは「使われる用途」「使われる頻度」により大きく分かれます。
まず、スプリンクラーや消火栓など防災目的の導入には、防災認定品の非常用発電機選択がマストになります。
一般用負荷で、BCPや停電時の対策としてご使用される目的の場合は切替器搭載の非常用発電機が適しています。
ゴルフ場などのナイター照明用に使われる目的には、可搬型発電機タイプがお勧めです。
大型機械の動力用にピークカットとして導入される場合は、容量に応じた発電機の選定になります。
発電機といっても種類やメーカーも様々あるため、選ぶ基準の参考にして頂ければ幸いです。
防災型非常用発電機
消火栓ポンプやスプリンクラー、非常用エレベーターなど
火災時の防災設備を想定した非常用電源には、防災認定品が付いた非常用発電機以外の設置は認められません。
防災用の場合には、電気事業法で定める電気工作物の点検のほかに
消防法に定める6か月毎の機器点検と1年毎の総合点検、負荷試験実施が義務付けられています。
防災型非常用発電機のおすすめメーカー
ヤンマー
防災型非常用発電機のシェアトップです
東京電機
非常用発電機の専門メーカーです
西日本発電機(ニシハツ)
デンヨー100%子会社 非常用発電機の専門メーカーです
BCPや停電時の対策用途
昨今、日本列島へ上陸する台風の大型化や災害レベルの降雨量が多発する中で数時間ではなく、数日間レベルの停電も想定した体制作りが課題となっています。
電力供給が止まると、会社資産そのものに重大な損害を与える産業にはBCPが叫ばれるより前から非常用発電機は必須の設備となっています。
また、BCP対策として停電時でも生産活動への影響を最小限に抑えるため非常用発電機の設置をされます。
パソコンや電話、電灯など事務所への電源供給をはじめ、最近の過酷な酷暑では空調機器へのバックアップ電源も命を守る役割を担います。
また冷蔵・冷凍の物流倉庫では、電源供給が止まると冷却機能が止まり倉庫内の商品ロスになってしまうことから、順次導入が進んでいます。
長時間~長期間停電を想定しているため、48~72時間運転の仕様が多く
ディーゼルエンジン搭載型の非常用発電機の場合には、超長時間でも運転に支障がでないようオイルタンクの容量増加を行う場合も多々あります。
BCP用途では維持管理費用の観点も重要
BCP用途で非常用発電機を導入される際、停電前となんら支障なく運営したいとのご要望は当然多くあります。
必要となる設備の消費電力を単純計算で積算していくと、非常用発電機の出力容量も比例してどんどん大きくなります。
非常用発電機の出力容量が大きくなるにつれて
①非常用発電機本体の価格の初期投資額が大きくなる
②機器保全のための交換整備に部品代や労務費用が高くなる
③消費燃料が増えるため備蓄用燃料の想定稼働時間が短くなる
など非常用発電機の出力容量増加に伴う反作用が出てきます。
動かしたい設備が複数あっても、多くは全て同時に稼働しているケースは少ないので、そこで切替盤の設計により、設備ごとにどのタイミングで起動させるシステム化としていくのか、トータルで構築できます。
これにより「ニーズの最適化」「予算を抑えたBCP対策の構築」が実現されます。
BCP対策非常用発電機のおすすめメーカー
ヤンマー
小型~超大型までラインナップ
東京電機
非常用発電機の専門メーカーです
西日本発電機(ニシハツ)
デンヨー100%子会社 非常用発電機の専門メーカーです
ナイター照明用など半常用としての用途
週に複数回のご使用、日没後の3~4時間など決まった日時にパートタイムで稼働させる用途の場合には可搬型発電機が適しています。
この場合、動かしたい設備はシンプルであり自動起動の制御も特別に必要としないことから、事務所で遠隔起動できる配線工事を行う方が安価にできます。
24時間毎日運転するには適していません。
また、このタイプの発電機は、燃料は軽油で動かすことを基本設計としています。
重油で稼働させる場合には、予めメーカーに重油フィルター追加を要望事項として伝えておくことが必要です。
オイル・フィルター・燃料フィルターの交換も重油の場合は軽油に比べて、こまめに行う必要があります。
ナイター用など半常用用途のおすすめメーカー
デンヨー
可搬型発電機のトップシェアメーカー
北越工業(エアーマン)
可搬型発電機のシャア2位 重油フィルターなど対応
大型機械の動力などピークカット用途での発電機利用
同じピークカット用途でも動かしたい設備の必要容量、稼働時間により異なります。
必要容量は大きくとも、短時間しか動かさない場合には大型発電機(大型可搬型発電機)になります。
反対に、動かしたい設備が例えば夏場など限られた場合でも、その期間中は12時間前後など運転が長時間に渡る場合には
常用型発電機の方が燃費や運転は安定します。
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