施工事例CASE
【故障予防】非常用発電機のメンテナンス計画
非常用発電機を長寿命化するメンテナンス
毎年メンテナンスを実施させて頂いています
特別養護老人ホームのメンテナンス事例をご紹介します。
こちらのお客様は
発電機が止まらない不具合の修理からお付き合いさせて頂き
修理完了後、故障を予防する対策としましてメンテナンス計画をお作りしました。
毎年7月の時期に非常用発電機のメンテナンスを行います。
メンテナンス計画の一例
1年目 法令順守としまして模擬負荷試験を実施
2年目 オイル系統のメンテナンス(オイル・オイルフィルター・油水分離フィルター・燃料フィルター)
3年目 模擬負荷試験+錆落とし、防錆塗装
4年目 冷却系統のメンテナンス
このような形で消防法で義務付けられている負荷試験を隔年実施し
負荷試験ではカバーできない故障予防のメンテナンスを組み込んでいます。
必要最小限の予算と費用対効果をあげるため
消耗部品の寿命に合わせてメンテナンスを計画します。
電気系統も点検メンテナンス
蓄電池の電圧、充電圧を確認し必要に応じて充電電流値を調整します。
メンテナンス実施後は
目立つ場所においていない非常用発電機は
汚れているものが多くあります。
こちらの非常用発電機も
パッケージの汚れが目立っていましたので
パッケージ清掃を実施しました。
作業当日、雨天が続いていたため、雨水により汚れを取りやすい環境でした。
天井のサビが進行しているため、来年のメンテナンスでは錆落としとパッケージ塗装を行います。
安心して長くお使い頂くために
非常用発電機は更新するのに多額の費用を要します。
またメンテナンスをしないまま放置している状態では、故障が見つかったときに
すでに手遅れ(補修部品が生産終了により揃わない)になるケースも多々ございます。
長くお使い頂くには
早期の不具合発見と対策整備、そしてそれ以前に故障発生リスクを抑えるメンテナンスが重要です。
当社はお客様の非常用発電機に応じて
メンテナンス計画を個別にお作りし、安心してお使い頂く環境をサポート致します。