非常用発電機 点検 修理 メンテナンス 専門会社

発電機マメ知識TRIVIA

2023.02.17

非常用発電機 法令順守 (負荷試験)と 費用削減 の両立

発電機 非常用発電機 メンテナンス 故障 予防 のお役立ち情報を発信

 

発電機 非常用発電機 は必要最低限のメンテナンスをすれば長くお使いを頂けます。

制御基板の修理や故障予防のメンテナンス、負荷試験、冷却水漏れの対策など

発電機のお役に立つ情報を発信しています。

 

 

非常用発電機 の 関係法令

 

商業施設や特養施設、病院、ビルには非常用発電機が設置されています

不特定多数の人が出入りし、延床面積が1,000㎡ある施設には

消防法に適合した防災型非常用発電機の設置が消防法と建築基準法により義務付けられています

 

非常用発電機 設置後の法令

 

10kw以上の非常用発電機は電気事業法により電気主任技術者の選定と定期点検が義務付けられます

消防法では防災設備の中に非常用発電機が含まれます

防災設備点検として報告の義務があります

非常用発電機は発電機能を正常に有しているか、客観的に計測をするため負荷試験の実施が報告義務の中に含まれます

 

負荷試験についての詳しい解説は下記の別記事にあります

 

【 非常用発電機 負荷試験 】消防法法改正 のポイント

 

非常用発電機 法令順守 と コスト削減 の両立

 

ここから本題に入ります

平成30年6月の消防法改正前までは

負荷試験を毎年実施することが法令順守をする唯一の手段となります

 

消防法の改正以降は

「予防保全整備」実施年は負荷試験免除を受けられるので

法令順守と発電機をメンテナンスする両立が可能になりました。

 

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予防保全とは、メーカーが指定する消耗部品の交換周期に従い整備をします

 

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コストの比較

 

短期的には負荷試験を毎年実施した方が安価です

単価でいえば 負荷試験<予防保全・メンテナンス となります

長期的には負荷試験とメンテナンスを組み入れた方がトータルコストは安価になりま

 

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その理由は

更新期間を延ばす(発電機の機器寿命を延ばす)ことが出来るからです

 

発電機寿命を左右する要因は、①重故障と②補修部品の生産終了です

どのような機械にも寿命があります

使用頻度が少ない非常用発電機でも例外ではなく

設置してから何もメンテナンスをしない状態を放置しますと必ず故障をします

 

予防保全により故障リスクを抑制することは、更新期間を引き延ばすことに直結します

 

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非常用発電機 重故障 とは

 

使用頻度を問わず燃料やエンジンオイルは経年劣化します

車でも5年オイルを交換していないとエンジンが故障するのと同様です

長期間交換しないままにしておきますと

エンジンを保護するオイルは機能を失いエンジンの重故障を引き起こします

劣化した燃料は燃料系統の故障を引き起こし、エンジン内部の固着を招きます

 

重故障は交換部品が多岐に渡り

最悪の場合にはエンジンを降ろしてオーバーホールが必要になる症状もあります

更新と費用が変わらないケースです

 

非常用発電機 修理部品 (補修部品)の生産終了とは

 

上記の消耗品を長期間放置していますと周辺機器の故障を招きます

非常用発電機の補修部品はメーカーや故障個所により生産期間は異なりますが

早いものでは15年、長くても30年程度です

 

予防保全整備をしておきますと

重故障リスクを抑制できるほか、補修部品の生産終了を迎える前に交換しておくなどの
 
先手の対応が可能です
 
期待寿命が12年の部品が生産終了を迎える前に交換しておきますと、この箇所は12年前後寿命をかせげます
 
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非常用発電機は本体も高いですが
 
設置までの工事費も加わるため、更新タームを延ばすことがトータルコストの抑制になります
 
 
電気設備点検や負荷試験だけでは故障リスクを抑制できないため
 
停電や火災時の肝心な時に故障して動かないのでは本末転倒になります
 
このリスクを少しでも抑制するため、弊社ではメンテナンスの重要性をお伝えしています
 
 
 

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