発電機マメ知識TRIVIA
2020.12.25
【非常用発電機のメンテナンス】パッケージは湿気や潮風で腐食する
以外と錆びてしまう非常用発電機のパッケージ
非常用発電機は、車と異なり同じ場所にずっと固定されています。
非常用発電機は一度設置すると、一般的には20年前後は更新されません。
車と同じく素材は鉄で出来ています。
最も早く錆が出やすいのは、天井部分~扉の開口部~発電機下部など
雨水がとどまりやすい場所です。
そのため、常に同じ場所にあるということは、設置される場所が
日当たりよく風通しの良い場所であれば、問題ありませんが、それでも日陰になる面とでは
錆の浸食具合に差が出ます。
非常用発電機を錆や腐食から守るオプション
潮風が吹く土地柄や、海は無くても朝夕の寒暖差で結露や湿気が溜まりやすい環境では、長い時間を経て非常用発電機のパッケージが錆びで腐食されます。

日当たりが悪く錆腐食が進行した非常用発電機
錆や腐食から非常用発電機を守る重耐塩塗装のオプションをお勧めします。
重耐塩塗装のオプションとは
防錆効果に優れた塗料を製造工程の段階から、何層にも重ね塗りした状態で組立~出荷されるオプションです。
塩害や結露への耐久性に優れています。
設置後に行う防錆塗装に比べて、部品段階から防錆塗料を入れますため
ムラなく錆への耐久効果が続きます。
非常用発電機のパッケージが錆びると
錆の腐食が進むとパッケージに穴が開いてしまいます。

錆腐食が進行した非常用発電機
非常用発電機内部の気密性が失われ、エンジンや制御に雨水や結露が溜まる状態になります。
エンジンや制御にまで影響が及ぶと重大な故障となります。
小さな穴でもそこから虫やネズミが入り込むと深刻な二次被害が発生します。
既に設置の非常用発電機が錆びていたら
㈱ロジエイティブでは、非常用発電機の錆問題への対策として、錆落としと錆止め塗装のパッケージリフレッシュを行います。

パッケージ塗装前

パッケージ錆止め塗装施工後
錆が進行している場合にも、手遅れになる前にご相談下さい。