非常用発電機 点検 修理 メンテナンス 専門会社

発電機マメ知識TRIVIA

2021.01.21

【 発電機 動かない 】セルモーター 故障 修理

発電機 非常用発電機 エンジン かからない

 

発電機や非常用発電機のエンジンが掛からない症状で最も多いのは始動用蓄電池(バッテリー)の寿命

燃料系統の故障

制御系の故障

中にはセルモーターの故障によりエンジンがかからないケースもあります。

この記事では、蓄電池は問題ないのにエンジンが掛からない案件で

セルモーター故障と修理についての事例をまとめています。

 

燃料系統の故障によるエンジンの調子が悪い事例は

下記の別記事にまとめています。

 

非常用発電機 点検 メンテナンス 修理

別記事 非常用発電機 故障 エンジン 止まる 症状と対策

 

 

発電機 非常用発電機 セルモーター 故障 の症状

 

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非常用発電機の始動用バッテリー

 

発電機、特に非常用発電機は普段動かすことがないため、異常が見つかるのは点検時になります。

発電機が動かない原因の最も多いのは、蓄電池(バッテリー)の電圧不足です。

経年劣化により、蓄電池がエンジンを始動させるまでの電圧が不足し、エンジンが掛からない状態です。

この場合は、バッテリー上がりと同じ症状のため、始動ボタンを押してもセルが回る勢いが弱い、または「カンっ」といって動かない状態です。

 

蓄電池の電圧に問題なく、または蓄電池交換をしたばかりでエンジンが始動しない場合、セルモーターの故障が疑われます。

始動ボタンを押して、セルモーターから「キュルキュル」と回転音ではなく、接触音や異音がする場合は、セルモーターの故障です。

 

発電機 非常用発電機 セルモーター 故障 すると

 

発電機のエンジンは始動できません。

ディーゼルエンジンを搭載した発電機・非常用発電機の始動原理はトラックと同じです。

始動用蓄電池(バッテリー)を電源にしてセルモーターを介してエンジンを始動します。

セルモーターの回転エネルギーがエンジンを動かします。

 

使用頻度の少ない 非常用発電機 セルモーター も経年劣化します

 

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故障したセルモーター

 

セルモーターを動かす頻度が少ない非常用発電機でも、セルモーターは時間の経過と共に劣化をします。

非常用発電機に搭載されるセルモーターの想定寿命は12年です。

内部のマグネットスイッチの接触が悪い場合には、エンジンが掛かったり、掛からなかったりの症状が出ます。

 

人が手動で動かす発電機と違い、停電感知して自動起動する非常用発電機では

停電感知後に制御がエンジン始動をさせる際、エンジンが掛からないと何回か動かそうと試みますが

2~3回目までに始動できないと「始動渋滞」のエラーが出て、起動できなくなります。

 

非常用発電機 セルモーター 修理

 

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修理したセルモーター

 

非常用発電機は設置から次の買い替えまで20~30年と長いライフスパンで使われます。

発電機・非常用発電機は、制御・エンジン・発電機それぞれが別のメーカー部品で作られています。

セルモーターはエンジン側に紐づく部品です。

 

あまりに古い非常用発電機を使われている場合、エンジンも世代交代をして生産終了を迎えている場合があります。

セルモーターユニットが調達できる場合は、アッセンプリー交換による修理になります。

セルモーターユニットの生産が終了を迎え、調達が出来ない場合には、ユニットを分解してオーバーホールを行います。

 

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オーバーホール後

 

セルモーターのオーバーホールとは

ユニットを全て分解し、消耗品すべてを交換します。

品質は新品同様となります。

1980年代の非常用発電機は、セルモーターの生産終了を迎えている可能性が高く

オーバーホールによる修理対応が中心になります。

 

非常用発電機は年1回の点検と整備が修理費用を安価に抑えられます

 

非常用発電機は、電気設備点検や防災設備点検時に動かないなどの故障が見つかります。

非常用発電機のセルモーターや制御基板などは、故障が生じたときに多くは生産終了をしている場合があります。

理由は普段動かすことがないため、長い年月を掛けて経年劣化による部品の期待寿命を超過した予兆が見逃されるためです。

 

年に一回、専門会社による非常用発電機の点検とメンテナンス整備をお勧めします。

年一度のメンテナンスにより、非常用発電機は故障リスクを大幅に軽減できます。

経年劣化した部品も、早めに交換計画を組むことで、既に部品生産が終了しているなどのリスクを回避できます。

 

 

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