発電機マメ知識TRIVIA
2021.01.19
非常用発電機 故障 落雷との関係性
発電機 非常用発電機 故障 予防 メンテナンス のお役立ち情報を発信
発電機 非常用発電機 は必要最低限のメンテナンスをすれば長くお使いを頂けます。
制御基板の修理や故障予防のメンテナンス、負荷試験、冷却水漏れの対策など
発電機のお役に立つ情報を発信しています。
非常用発電機 故障 落雷が関係する原因
落雷が非常用発電機を直撃しますと当然故障します。
しかし、周辺に落雷があっても非常用発電機は故障をする場合があります。
設置型の非常用発電機は、建物や地面に対して常に接しています。
付近周辺に落雷した際に発生した電圧が誘導電流を起こし
ケーブルや地面を伝ってくる異常電圧が非常用発電機の故障を招きます。
落雷による主な故障の症状は、
非常用発電機が自動起動しない(動かない)
非常用発電機が自動停止しない(とまらない)
制御異常のランプが点灯したまま動かせない
電圧が安定しない
充電機能が働かない
落雷により動かなくなった非常用発電機、故障した可能性の高い箇所とは
雷による異常電流がケーブルを通して入ると非常用発電機は、電気系統が故障します。
非常用発電機は、内燃機関(エンジン)と発電システムを制御する制御基板があり
この制御基板が停電~復電信号を拾って自動始動や自動停止の制御を行います。
制御基板へは常に商用電源(電力会社から供給される電気)が流れています。
電子部品のため、地絡電流が電子基板に入ると故障になり、制御機能が使えなくなります。
落雷原因で故障した非常用発電機の修理対応
故障原因と損傷範囲をまずは現地調査にて精査します。
非常用発電機の制御盤内全体にまで波及している
上記写真のように、制御盤内の広い範囲に渡っている場合には
目に見える箇所以外にも損傷が入っています。
修理見積もりと更新見積もりの両方を提出します。
非常用発電機の制御基板に異常電圧が入った場合
制御基板のアッセンプリー交換を行います。
非常用発電機は製造から10~15年前後であれば、基板の交換部品が揃います。
但し、メーカーにより基板製造期間に差があったり、既に生産終了を迎えてしまっている場合もあります。
非常用発電機の制御基板が既に生産終了している場合
メーカーで制御基板の製造が終了したものや、補修部品が手に入らない場合に基板の修理を行います。
地絡による故障の場合は、破損個所が複数にまたがるため原因特定までは時間を要します。
修理期間は3週間~2か月になります。
自然災害による非常用発電機の故障にはご加入の火災保険内容を確認
非常用発電機は建物に付帯する設備のため、災害による損害は火災保険の適用が可能となる場合があります。
落雷や停電が起きた日を記録しておき、後日非常用発電機の点検で故障が発覚した場合には、故障原因が落雷によるものである場合、保険適用ができるか
ご契約内容を確認されることをお勧めします。
保険会社への説明は発電機専門会社のサポートが重要
非常用発電機の故障原因が自然災害にある原因と客観的事実、説明など
一般ユーザー様では困られる部分をサポートします。
どの部分に落雷による異常電流の影響があるか、レポート資料を作成し
お客様が安心して次に進められるように環境整備をします。
まずはご相談下さい。
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納品後も年次点検や予防保全整備、負荷試験を含め万全のアフターサービスをお約束します。
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