発電機マメ知識TRIVIA
2021.01.19
非常用発電機 メンテナンス 消防法 改正 と対応
発電機 非常用発電機 故障 予防 メンテナンス のお役立ち情報を発信
発電機 非常用発電機 は必要最低限のメンテナンスをすれば長くお使いを頂けます。
制御基板の修理や故障予防のメンテナンス、負荷試験、冷却水漏れの対策など
発電機のお役に立つ情報を発信しています。
消防法の改正により非常用発電機のメンテナンスは重要度が高くなります
防災用の非常用発電機・非常用発電設備は平成30年6月の消防法改正により
普段使わない非常用発電機へのメンテナンスの重要性が増しました。
今回の消防法改正を要約しますと
これまで停電を伴う実負荷試験を前提に想定された法律の運用から
試験機器の進歩に伴い模擬負荷試験の実施や、それらの試験が出来ない環境下にも代替手段を用意した改正となります。
周辺環境から非常用発電機を長時間運転による試験が出来ないケースでは、内部監察等の代替手段も認められます。
ガスタービン搭載に非常用発電機は、負荷試験の実施義務が免除されました。
非常用発電機 負荷試験 または予防保全メンテナンスの実行を指導強化
負荷試験または内部監察等を実施した翌年から
メーカー基準に沿ったメンテナンスを実施した場合、最長6年間の試験免除期間が設けられました。
非常用発電機・非常用発電設備の運用方法が現実に即した内容に改正されたことにより
これからは負荷試験実施の有無を厳しくチェックされています。
これまで負荷試験を行ったことのない非常用発電設備も、所轄消防から実施の指導が入っています。
非常用発電機 負荷試験 とメンテナンスの関係性
多くの非常用発電機・非常用発電設備は、定期的にオイル交換をはじめとした消耗品の交換整備(メンテナンス)は不足しているのが実情です。
長期間、メンテナンスをされていない非常用発電機・非常用発電設備へ負荷試験を実施した場合、どのような結果が出るか。
製造年が古く、メンテナンスがされていない状態の非常用発電機・非常用発電設備ほど、負荷試験実施中や実施後に故障のトラブルが生じます。
故障するトラブルには必ず原因があり、負荷試験前に予想される原因を取り除くことが無駄な費用を生じさせないために重要です。
負荷試験中の故障トラブルは無駄な費用の支出になる
事前のメンテナンス整備をしないまま負荷試験を行うと、発電機の寿命を確実に縮めます。
非常用発電機・非常用発電設備は普段の使用がされていなくとも、オイルや冷却水、ゴム類は時間の経過と共に経年劣化をします。
汚れたオイル、粘度の低いオイルはエンジン内部を傷つけます。
防錆効果が失われた冷却水は、ラジエーター本体や冷却機関の目詰まりを引き起こし、冷却機関が失われるとオーバーヒートを起こします。
劣化したホースやベルトは液漏れやベルト破損により、周辺機器にダメージを与えます。
トラブルの予兆がある部品を交換整備をせずに負荷試験を行えば
丈夫な非常用発電機も坂道を上る負荷には耐えられず、弱い箇所から故障のトラブルが発生してしまいます。
負荷試験中の故障は試験のやり直しと事後修理費用の二重支払いになる
故障トラブルが発生してしまいますと、故障の原因箇所から周辺箇所へ波及をするため、試験前の事前整備より余分に費用が高額になります。
また、負荷試験は完了の有無を問わず、業者への費用支払いが生じますため、遂行できていない負荷試験は修理後の2重になって費用が生じてしまいます。
非常用発電機 負荷試験 費用 の無駄を生まないために
負荷試験が最安値でも、メンテナンスができない、整備の知識が乏しい場合には、先ほどの故障トラブルの要因排除が不可能になります。
非常用発電機・非常用発電設備は、モデルチェンジを繰り返しており、補修部品もある期間を超えると順次生産終了を迎えます。
この観点が抜けていますと、高額な蓄電池(バッテリー)を交換して負荷試験を実施しても、翌年度にどこか故障をして部品調達ができず修理出来ない事象が生じた際に、蓄電池(バッテリー)交換の高額な費用が水泡に帰します。
補修部品の調達可能期間から逆算して、既に調達期間が終えている古い非常用発電機には、最小限の整備費用に抑え、発電機の入れ替えを見積りするなど
全体観からお客様の立場に沿って、提案をまとめます。
ご納得頂くために、現段階で優先する課題消化をまとめ、短期的と長期的の中から選択できる提案を複数用意できるかが重要になります。
非常用発電機への専門性と提案力に特化した会社を選定することが、長期に渡る費用削減効果を得られます。
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