発電機マメ知識TRIVIA
2022.10.27
非常用発電機 故障 長期間放置した場合のよくある事例
発電機 非常用発電機 メンテナンス 故障 予防 のお役立ち情報を発信
発電機 非常用発電機 は必要最低限のメンテナンスをすれば長くお使いを頂けます。
制御基板の修理や故障予防のメンテナンス、負荷試験、冷却水漏れの対策など
発電機のお役に立つ情報を発信しています。
故障発覚から長期間放置した場合の追加修理事案
長期間メンテナンスをしていない非常用発電機は、どこかのタイミングで動かなくなったり
エンジンが止まらなくなるなどの故障が生じます。
故障発覚からすぐに故障をした箇所と故障要因の修理を行えば、そこで終わります。
その後は定期的にメンテナンスを行うことで、故障発生リスクを最小化することも可能です。
問題は故障発覚から数か月単位の長期間、非常用発電機をまったく動かさない場合に起きる
二次的故障です。
機器の調査~見積もりから長期間の時間が経過をしますと
機器調査時とは別の箇所の不具合が出てきます。
もっとも起きる事象は燃料系統の故障トラブルです。
非常用発電機も電気設備点検や消防点検時に定期的に動かしています。
故障により定期点検でもまったく動かすことが出来なくなると
燃料噴射ポンプユニットが固着をしてしまいます。
非常用発電機 燃料噴射ポンプとは
燃料噴射ポンプとは燃料をエンジンに送り込むユニットです。
古い燃料は固着を引き起こしやすく、故障した状態のまま長期間放置をしますと
故障個所を直しても燃料噴射ポンプが固着をしてしまって、追加の修理となる場合があります。
何度か起動を試みて運よく固着が取れるケースも中にはありますが
固着の進行が広がっていますと、噴射ポンプユニットの交換またはオーバーホールが必要になります。
故障状態のまま放置は修理が高くつきます
燃料噴射ポンプはエンジンの大きさに比例して大きくなるほど、大型化し部品代も高くなります。
噴射ポンプのオーバーホールは工場へ持ち帰り、分解整備を施すため
オーバーホールの費用は取り外しと取り付け工賃を含む30~50万円
新品への交換は部品代により変動しますが80万円前後します。
固着の原因
何年間もつぎ足しや交換をしていない燃料は酸化が進み
燃料系統の固着を引き起こしやすくなります。
燃料噴射ポンプを固着させないためには
燃料は最低でも6年に一度、全量交換を行い定期的にエンジンを動かすことが重要です。
最悪の場合はエンジン分解も必要になります
長期間放置したままの状態ですと
エンジン内部でも固着が進行します
エンジン内部で固着が起きているかは、外観では分かりません
まずエンジンが始動できる状態にして、エンジンから異音や異変があった場合に
その箇所を見ていく形となります
エンジン内部で固着をしますと
フルオーバーホールの重整備となります
フルオーバーホールは発電機全体またはエンジン分離をして工場整備となるため
搬入出費用は発電機更新の2倍になります
この症状まで進行をしますと
発電機の更新しか選択肢が無くなりますので
エンジンが始動しない症状を放置しないですぐに修理を検討されることが重要になります
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