非常用発電機 点検 修理 メンテナンス 専門会社

発電機マメ知識TRIVIA

2020.12.25

発電機 非常用発電機 更新 工事クレーン設置ができない現場

発電機 非常用発電機 メンテナンス 故障 予防 のお役立ち情報を発信

 

発電機 非常用発電機 は必要最低限のメンテナンスをすれば長くお使いを頂けます。

制御基板の修理や故障予防のメンテナンス、負荷試験、冷却水漏れの対策など

発電機のお役に立つ情報を発信しています。

 

建物 非常用発電機 耐用年数 はそれぞれ異なる

 

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防災用の非常用発電機は建物竣工時から設置をされています。

非常用発電機より建物の方が耐用年数が長いため、老朽化して修理ができなくなった非常用発電機は

どこかのタイミングで入れ替え(更新)が行われます。

 

ここで問題が生じるのが、そもそも入れ替えを前提にした発電機の設置場所となっていない場合や

長い年月の経過により周辺環境が変化し、クレーン設置が難しい環境など

発電機の更新が簡単にできない現場での対応方法をこの記事ではまとめています。

 

発電機 非常用発電機の寿命を延ばしたい(延命)についての記事は

下記の別記事にまとめています。

 

発電機 メンテナンス

別記事 発電機 非常用発電機 耐用年数 を延ばすには

 

 

設置から20~30年経過すると、クレーンが立てられない立地条件に変化している場合も

 

非常用発電機の設置場所で最も多いのは屋上です。

屋上からの搬出は通常、クレーンを使い発電機本体を荷下ろしします。

 

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ビルの屋上からクレーンで発電機を降ろす風景

 

 

商業ビルやテナントビルには消防法で防災用として防災型非常用発電機の設置が義務付けられています。

そのため、非常用発電機はビル竣工当時から設置されています。

しかし20~30年を経過しますと非常用発電機の故障頻度も多くなり

修理できる部品が揃わなくなるなど、非常用発電機の耐用年数を迎えた時に更新をどうするかの問題が現れます。

 

 

 

非常用発電機の入れ替えが困難なロケーション

 

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クレーン設置の出来ない現場

 

都市部のオフィスビルやテナントビルは駐車場がないため

道路にクレーンを設置する場面が多くあります。

 

建物竣工当時から20~30年を経過していますと、周辺の環境は大きく変化しています。

建物が密集している場所では、クレーンが設置できそうな道路も1か所しかないこともあります。

 

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非常用発電機の更新で障害物になる屋上設備

 

写真のように、電線が張り巡らされていたり、屋上に新しい設備が入っている場合には、クレーンでの搬入は出来なくなります。

古くなった発電機を入れ替えるにも、工事費が多額となり困られているオーナー様も多くいらっしゃります。

 

クレーンが立てられない場所への搬入工事の解決策

 

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分解した非常用発電機

 

物理的に非常用発電機を屋上まで運ぶクレーン車が立てられない現場では

分解搬入出工事を行います。

 

 

分解搬出とは

 

平たく言うと、発電機をハンドキャリーできる重さまで分解し人海戦術で運び出す作業です。

 

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非常用発電機の運びだし

 

設置型の非常用発電機は、多く設置されているタイプの30kva前後でも総重量は600~700kgあります。

クレーンが使えない以上、設置場所へ運ぶためにはビルのエレベーターと階段を使って手運びになります。

 

手で運べる重量まで既設発電機を分解し搬出する工程を「分解搬出」といいます。

 

分解搬入とは

 

分解搬出と同じ人海戦術です。

入れ替える発電機はメーカーから分解された状態で運送されます。

 

建物の間口に合わせて、分解部品の展開図をメーカーと共有します。

これも分解搬出同様、エレベーターと階段を使い、手で運び込みます。

 

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ベースと発電機・エンジンの組付け

 

分解されたパーツを設計図に基づき組立をします。

 

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パッケージの組付け

 

メーカー協力のもと、現地で再組立てを行い、お客様には従来通りのメーカー保証を付けて納入完了です。

 

 

発電機の組立は

専門会社の経験と技術力が必要とされる工程です。

 

 

最後に試運転調整を行い

防災負荷が動いているか確認してお引渡しになります。

 

 

通常の発電機入れ替えや設置工事が難しい場所でも、発電機の専門会社が一緒に解決します。

 

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施工事例